関内ホール・吉野町市民プラザ・岩間市民プラザ
3館連携プロジェクト
障がいの有無を越えて共にダンスを創る
スクランブル・ダンスプロジェクト公演
公演日時:
2025年1月18日(土) 14:00 開演 15:45 終演予定
会場:関内ホール 小ホール
横浜市中区住吉町4-42-1
プログラム内容:
①かんばらけんた&松岡大「SAK」(約20分)
出演:かんばらけんた 松岡大
②MER「Progress」(約20分)
出演:天方真帆 平多理恵子 Erica
③ゲストミュージシャンとワークショップ参加者によるインクルーシブダンス公演(約20分)
出演:Eri Liao 松岡大 高嶋柚衣 ワークショップ参加者
④アフタートーク(約30分)
中津川浩章(美術家/アートディレクター/キュレーター)× 田口ランディ(作家)× 松岡大(LAND FES 代表)
※手話通訳あり
【チケットお申し込み】
【お問い合わせ】
sdp.odawara@gmail.com
090-9321-4494
ゲストミュージシャン
Eri Liao
歌手。台湾・台北市生まれ。
台湾原住⺠族タイヤル族である母方の大家族のもと育つ。東京大学大学院在学中、ジャズに関心を持ちNYへ。文芸創作とジャズを学ぶ中、祖母の死をきっかけに、本格的に音楽に取り組むことを決意、 Billy Harper (ts) ボーカルプロジェクトメンバーとしてシンガーの活動が始まる。ジャズ、 台湾原住⺠歌謡、日本各地の⺠謡、オリジナル曲、フリー・インプロヴィゼーション等、多様なジャンル・言語で表現を続るかたわら、タイヤル古謡のリサーチ、ジャズ・ブラジル音楽のタイヤル語訳プロジェクト等も行う。現在、台湾・日本の二拠点で活動中。
トークゲスト
中津川浩章
アーティストとしての創作活動と同時に、さまざまな分野で社会とアートをつなぐ活動に取り組む。表現活動ワークショップ、バリアフリーアートスタジオ、美術史ワークショップ、講演等を通じて人間が表現することの意味と価値を問いかける。アートスタジオディレクション、展覧会企画・プロデュース、キュレーションを数多く手がけ、川崎市岡本太郎美術館「岡本太郎とアールブリュット」展キュレーター、金沢21世紀美術館「ビッグ・アイアートプロジェクト」展アートディレクター等々務める。(同)表現活動研究所ラスコー代表 / 一般社団法人Art Inter Mix代表 / 一般社団法人Get in touch理事 / NPO法人エイブル・アート・ジャパン理事 / 社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル理事
田口ランディ
2000年に「引きこもり」を題材にした小説を発表しベストセラーに。2001年に第1回婦人公論文芸賞を受賞。その後も社会問題を通して人間の心の闇をテーマに広く執筆活動を展開。フィクションとノンフィクションを往還しながら独自の作品世界を構築。作品はさまざまな言語に翻訳され、映画化された。
社会活動では発達障害の会「一人一人の個性を大事にする会・色えんぴつ」を地域で立ち上げるほか、オープンダイアローグを体験するため、「ドラマでオープンダイアローグ」(2023年)を開催。一般の人たちに参加を呼びかけている。
出演者
かんばらけんた
二分脊椎症という障害をもって生まれる。フリーの車椅子ダンサーとして活動。車椅子の上での逆立ちなど、上半身を最大限に生かしたダンスが特徴。大道芸や空中芸のパフォーマーとしても活動。2016年にリオパラリンピック閉会式に出演。2019年に韓国で開催された国際障害者ダンスフェスティバル「KIADA 2019」にソロ作品で出演するなど、国際的に活動。イベントやTV CMなどの出演や、学校での講演も行っている。
松岡大
舞踏家/NPO法人LAND FES 代表理事。
街を歩きながらダンサーとミュージシャンによるパフォーマンスを鑑賞する「LAND FES」を主宰し、パフォーミングアーツを通じて共生社会を目指す活動に取り組む。
2005年より舞踏カンパニー山海塾に舞踏手として参加。「金柑少年」「とばり」「卵熱」「ARC」などの主要作品に出演中。他、2021年、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル 13「Tokyo Real Underground」キュレーターを務める。NYの作曲家Paola Prestini、シアターカンパニー「Phantom Limb Company」の舞台作品に出演する等、海外アーティストとのコラボレーションも多数。
MER
MER は、メンバ―各々の名前の頭文字を取りカンパニー名としました。フランス語で「海」。
“壁のない海のように”をコンセプトに活動中。Integrated Dance Company響-Kyo出身の天方真帆と平多理恵子にダンサーEricaが加わり、2023年7月にカンパニーとして結成。
天方真帆
変形性股関節症・腰痛椎間板ヘルニア・関節弛緩症。中学校の美術教師を経験後、個性を生かす教育・療育に興味を持ち特別支援学校に転向。ダンステアトロ21でコンテンポラリーを学び、教師をしながら様々な舞台を経験するも骨格の弱さを上回る酷使で故障する。平行して精神医学と心理カウンセリングを学び、現在は心理師として従事。Integrated dance company 響-kyo では、立ち上げ時より関わり、都内、英国、韓国、島根、横浜、高知などで公演出演、ワークショップに参加。2016リオパラリンピック閉会式ハンドオーバーセレモニー、2020TOKYOパラリンピック開会式、第72回NHK紅白歌合戦「マツケンサンバ」に出演。
Erica
幼少よりモダンバレエを習い始める。15歳から谷桃子バレエ研究所にて本格的にバレエの基本を学び直す。日本女子体育大学にて、モダンダンス、日舞、ジャズダンスを学び、舞台公演などで活動する。ダンス以外にモデル、役者、映像作品、振付などにも関わり経験を積む。N.Yにてミュージシャンとコラボ作品を発表。2017年〜18年、ウクライナと日本の文化交流にてウクライナに滞在し、文化交流公演に出演。2018年 劇団新感線☆RS「メタルマクベス disc1」に出演。他、チーム「Saku」を組み、映像作品を発表。近年では「リヤドシーズン2022」サウジアラビアにて2か月滞在、チーム「YAMATO」にて日舞のショーに出演。
身内の介護経験から介護福祉士を取得。東京都生活文化スポーツ局「だれでもフィットネス 体の軸を鍛える体操」の考案に関わる。最近では、「骨格ベクトレ」インストラクターとして活動。ダンスの指導の中でも、身体について学ぶ事への大切さを伝えている。
平多理恵子
平多正於舞踊研究所所属
日本女子体育大学卒業後、民族舞踊研究室の研究生として2年間民族舞踊を学ぶ。 文化庁在外芸術家研修生(350日研修)パリで研修。
Integrated dance company 響-kyo メンバーとしてワークショップ、舞台出演。
近年は、石山雄三作品(A.P.I)、坂田有妃子作品(UNIca)に参加。ダンサー、振付家、ストレッチクラス講師。Laatikkoダンス教室指導者。
主な受賞歴等:第55回東京新聞主催全国舞踊コンクール 現代舞踊第1部 文部大臣賞受賞
第14回こうべ全国洋舞コンクール創作部門 優秀賞受賞
インクルーシブダンス公演 出演者募集!
障がいのある人も無い人も一緒に創る舞台!
関内ホールでダンスを踊ってくれる参加者を募集します!
ワークショップ日時&会場
2025年
1月11日(土) 14:00-16:30 ダンスワークショップ①
会場:岩間市民プラザ ホール
料金:1,000円
1月12日(日) 14:00-16:30 ダンスワークショップ②
会場:吉野町市民プラザ ホール
料金:1,000円
1月17日(金) 19:00(予定)
ワークショップ参加者は劇場に集合してリハーサル
1月18日(土) 14:00 ◎公演本番
会場:関内ホール 小ホール
☆要事前お申し込み
対象:障がいの有無に関わらず、1/18に関内ホールでパフォーマンスをしたい方。
また、ワークショップ①か②いずれかに参加できる方。ダンス経験不問。
応募締め切り:2024年1月8日(水)
【ワークショップお申し込み】
https://forms.gle/qxWWXVEo1su7GHXcA
【お問い合わせ】
sdp.odawara@gmail.com
090-9321-4494
スクランブル・ダンスプロジェクト
2016年小田原市「文化創造活動担い手育成事業」として、舞踏家の故大野慶人、山海塾舞踏手の松岡大を講師に、「障がいのある人もない人も共に楽しもう」をコンセプトに始まったダンスプロジェクト。以降、着実に活動を積み重ね、神奈川県共生共創事業として映像作品「いま、生まれたばかり」、令和4年度文化庁委託「障害者等による文化芸術活動推進事業」として舞台「メタモルフォーゼ」等の作品を発表。2022年、KAATフレンドシッププログラムにて同作品を上演。2023年には、韓国の Korea International Accessible Dance Festival(KIADA) 2023に招聘され、「ひかりのすあし」を上演した。2024年3月には、関内ホール・吉野町市民プラザ・岩間市民プラザの3館連携プロジェクトとして「ROCKS plus」公演を実施するなど、さまざまな劇場や地域との関わりを広げている。
演出・講師 松岡大
舞踏家/NPO法人LAND FES 代表理事。
街を歩きながらダンサーとミュージシャンによるパフォーマンスを鑑賞する「LAND FES」を主宰し、パフォーミングアーツを通じて共生社会を目指す活動に取り組む。
2005年より舞踏カンパニー山海塾に舞踏手として参加。「金柑少年」「とばり」「卵熱」「ARC」などの主要作品に出演中。他、2021年、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル 13「Tokyo Real Underground」キュレーターを務める。NYの作曲家Paola Prestini、シアターカンパニー「Phantom Limb Company」の舞台作品に出演する等、海外アーティストとのコラボレーションも多数。
アシスタント講師 高嶋柚衣
4歳からモダンバレエを学び始める。埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科を経て、新国立劇場演劇研修所へ入所。個性と思いに溢れた、ばらばらの身体で創る表現を探求し、福祉施設、幼稚園、小学校等でさまざまなダンスワークショップ、アウトリーチの活動に参加中。「東京のはら表現部」「スクランブルダンスプロジェクト」のワークショップにも関わっている。
3館連携プロジェクトとは?
関内ホール、吉野町市民プラザ、岩間市民プラザの3館が連携して、だれもが文化芸術活動に参加できる事業を企画し実施するプロジェクトです。3館連携インクルーシブワークショップでは、3館の目指す共生社会の中でダンスを通じて、地域に暮らす人たちの交流が広がることを目的にしています。
関内ホール
https://kannaihall.jp
横浜市中区住吉町4-42-1
吉野町市民プラザ
https://yoshinoplaza.jp
横浜市南区吉野町5-26
岩間市民プラザ
https://iwamaplaza.jp
横浜市保土ヶ谷区岩間町1-7-15
主催:関内ホール、吉野町市民プラザ、岩間市民プラザ、NPO法人LAND FES
後援:tvk
助成:神奈川県マグカル展開促進補助金
協力:社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル
舞台監督&照明:株式会社MOON LIGHT
宣伝写真:木村雅章