芝浦を舞台に6組のダンサーとミュージシャンによる移動型ライブ LAND FES を映像配信!

港区芝浦で様々なコミュニティプログラムを開催し、新しい“パブリック”づくりの取り組みを実行してきたSHIBAURA HOUSEを中心に、芝浦地域を巻き込みながら6組のダンサーとミュージシャンによるセッションが展開します。芝浦は江戸時代より海辺の賑わいに恩恵を受け、運河を中心に独特の発展を遂げてきた水と文化に所縁のある地域。企業や大学、はたまた大使館がひしめき合うエリアならではの、様々な景色が集約されたコミュニティで展開する、移動型パフォーマンスを是非お楽しみください!

LAND FES in SHIBAURA

Kissポート財団助成「文化芸術の力で港区を元気に!プロジェクト」採択事業

日時:2020年12月19日(土)

14:00&19:30 無料映像配信!2021年1月19日まで公開

14:00 の回
植野隆司(ギター) × 水村里奈(ダンス)
伊藤キム(ダンス) × 吉田隆一 (バリトンサックス)
横手ありさ(唄/ウクレレ) × かんばらけんた(ダンス)

配信終了しました。ご視聴ありがとうございました。

19:30 の回
飯森沙百合(ダンス) × チェ・ジェチョル(チャング)
熊坂路得子(アコーディオン) × ホシノメグミ(ダンス)
巻上公一(ヴォイス) × 川口隆夫(ダンス) × 中山晃子(アライヴペインティング)

Costumes for Takao Kawaguchi: Hiro de Shintani, Noriko Kitamura

配信終了しました。ご視聴ありがとうございました。

【ご支援をお願いします!】
◎オンラインコミュニティ「LAND FES PLUS」に入会して応援する↓ https://community.camp-fire.jp/projects/view/255643

お問い合わせ:
info@landfes.com

主催:NPO法人LAND FES
ディレクション:松岡大、安藤誠
映像:iromono lab、木村雅章
制作:宮坂遼太郎
企画協力:SHIBAURA HOUSE
協力:オランダ王国大使館、蟻鱒鳶ル、三田春日神社、東京女子学園中学校・高等学校

新しいランドスケープの創造

 

新型コロナウィルスの蔓延が始まって以来、LAND FESは「パフォーミングアーティストはWithコロナ時代に何を表現できるか?」をテーマに様々な映像配信を実施してきました。人が集うことが制限されてしまった今、表現の形や公共空間はどのように変化していくでしょうか?LAND FESは今後も様々なロケーションを舞台にテンポラリーな“シアター”を展開し、新しいランドスケープを立ち上げていきます。

出演者プロフィール:

植野隆司(ギター)

 

主にギタリスト。テニスコーツやソロ、色んな人と演奏やレコーディング。
たまにサックス。最近はこの歳になってラップを試みています。

水村里奈(ダンス)

 

コンテンポラリーダンサー・振付師
日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後、フリーランスとして活動を開始。
ゲスの極み乙女。のライブ・MV にて振付を担当し、ダンサーとしても多数にわたり出演。 その他、evianオリジナル盆踊りの振付や、RADWIMPS、水曜日のカンパネラ、須田景凪、LUCKY TAPES など様々なアーティストのMV やライブに出演。また、モデル兼ダンサーとしてファッションショーや雑誌に出演するなど、業界を越えて活動している。

Photo by shuhei nishida

伊藤キム(ダンス)

 

87年、舞踏家・古川あんずに師事。95年「伊藤キム+輝く未来」を結成。96年バニョレ国際振付賞、 02年第一回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞。05~06年にバックパックを背負って半年間の世界一周の旅に出る。11年「輝く未来」を解散。13年京都・本能寺創建600年の記念イベント『本能寺のD』で演出・振付・出演、国内外をツアー。14年六本木アートナイト2014パレードの監修。小中高生へのワークショップや振付、おやじが踊って給仕する「おやじカフェ」のプロデュースを国内外で行う。京都造形芸術大学客員教授。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。2015年、新カンパニーGEROを結成して10年ぶりに創作活動を再開。

Photo by 竹田岳

吉田隆一(バリトンサックス)

 

1971年、東京出身。小学生の頃、ピアノと合唱を学ぶ。中学校の吹奏楽部でバリトンサックスを手にする。高校生の頃にクラシック/近現代音楽に傾倒。雲井雅人氏よりサックス演奏の基礎を学ぶ。ジョン・コルトレーン「アセンション」を聴き、ショックを受ける。
2005年、”SF+フリージャズ”トリオ『blacksheep』(吉田隆一bs,後藤篤tb,スガダイローpf)結成。doubt musicより『blacksheep/blacksheep』『blacksheep/2』を発表。
2014年、後藤篤の脱退に伴い『blacksheep2D』(w/大谷能生pc,∞羊子ちゃん)『blacksheep 3D』(w/スガダイローpf,石川広行tp,常田大希cello&ds)と称するユニット等を結成。常田大希の脱退に伴い、現在はblacksheep(w/スガダイローpf,石川広行tp,)として活動中。
2015年、新垣隆とのデュオアルバム『N/Y』(APOLLO SOUNDS)を発表。後に芳垣安洋(ds)を加え「N/Y +Y」として活動中。
2019年、神林長平デビュー40周年記念トリビュートライブに出演。 2020年よりアヴァンプログレバンド「烏頭」に参加。
漫画家・西島大介が主宰する「DJまほうつかいトリオ」メンバー。西島氏のピアノとのデュオ演奏も不定期に行っている。一般社団法人 日本SF作家クラブ会員。SFトークイベントの主宰や出演の他、作家・高山羽根子と「N/Y+Y」のコラボ、作家・北野勇作の朗読とのデュオなど、SFと音楽のコラボ企画を継続して行なっている。

横手ありさ(唄/ウクレレ)

 

呼吸と声から派生するあらゆる響きで色彩を運ぶうたうたい。音楽家。ウクレレ弾き語りのシンガーソングライター。
SUNDRUM、晴ツ、Lupe∝、縄文四姉妹などのグループでメインボーカルとして参加。
舞台、人形劇への楽曲提供や、子供達との音楽交流やWS、CMや教材の声での出演、アートフェスティバルへの参加など、ライブ活動以外に多方面で活動する。
近年は、台湾、韓国、マレーシアなど、アジア各地へのフィールドワークとコラボレーションを行い、絶海の孤島 青ヶ島に伝わる古謡の唄い手でもある。
ウクレレ弾き語りでは、カフェ、ギャラリー、飲み屋、ストリートなど、身ひとつで気ままに語りうたゆたう。
ソロアルバム「わたしははだかんぼ」発売中。
2019年夏、第一子を出産し、唄う母ちゃんとして新たな旅路を迎えている。

かんばらけんた(ダンス)

 

フリーの車椅子ダンサーとして活動。
車椅子の上での逆立ちなど、上半身を最大限に生かしたダンスが特徴。
二分脊椎症という障害をもって生まれる。
システムエンジニアとしても働きつつ、大道芸や空中芸のパフォーマーとしても活動。
2016年にリオパラリンピック閉会式に出演。
2019年に韓国で開催された国際障害者ダンスフェスティバル「KIADA 2019」にソロ作品で出 演するなど、国際的に活動。
イベントやTV CMなどの出演や、学校での講演も行っている。

熊坂路得子(アコーディオン)

 

埼玉県さいたま市(旧浦和市)生まれ。
6歳よりピアノをはじめ、師の演奏に魅せられ、18歳でアコーディオンと出会った。女子美術大学短期大学部在学中、学校行事や個展等で演奏を始める。現在ではソロ演奏から、ジャンルを超えて様々なミュージシャン、画家、俳優、詩人等とのセッションを展開。映画やCM、芝居、舞台の音楽に携わり、精力的に演奏活動を続けている。尚、2017年には、初めての個展を開催。
2009年、2014年の二度に渡り、自身の参加するユニットでのアルバムを全国リリース。

ホシノ メグミ(ダンス)

 

岩手県出身、東京在住。
外界が身体に触れる一瞬一瞬から立ち現れる肉体の細やかな表情を感じながら、その場で観る者と感応し「出会い続ける身体」をテーマに、踊り、作品をつくっている。
ヨーロッパを中心に活動している吉本大輔氏主宰の「舞踏-天空揺籃」のメンバーとして、ポーランド、ノルウェー、スペインなどの海外、および国内での公演に出演。
また、尾花藍子主宰のダンスカンパニー「ときかたち」のメンバーとしても活動している。
身体から発せられる言葉によって立ち上がる世界を、踊る身体の言語で空間を多面的に立体化させて演出する。

飯森沙百合(ダンス)

 

東京を拠点とするコンテンポラリーダンスカンパニー〈Co.山田うん〉に所属。三東瑠璃、平原慎太郎、青木尚也、向井山朋子、安田登、Carmen Werener等、国内外の振付家や演出家の作品にダンサーとして出演。また、アーティストのバックアップダンサー、ライブステージング、CM出演、絵本の朗読を務めるなど、多方面で活動する。2016年、横浜ダンスコレクションコンペティションI にて西山友貴と共作でファイナリストに選出。 2018年に同氏とダンスユニット〈Atachitachi〉を結成。2019年に初の単独公演を行った。

Photo by Masabumi Kimura

チェジェチョル(チャング)

 

韓国太鼓(チャング)演奏家。五穀豊穣、豊年を祈る韓国の民俗芸能「農楽」の囃子を基に、伝統音楽と現代音楽の垣根を越えて様々なシーンで活動。仙波清彦&カルガモーズ、琴鼓’n管、わたら(日韓チベット 多民族芸能楽団)に所属。
2009年より、日本と韓国の文化に触れる旅『Chango Walk』を始動。東京〜韓国 星州(2009,2010,2015)、東京〜富士山頂〜東京(2016)、東北三陸(2017)の道を太鼓を叩き歩いた。山、川、海、アスファルト、道端で感じるリズムと踊りと歌を音楽表現のテーマとする。
これまで、三陸国際芸術祭、かわさきJAZZ、天籟能の会「能楽×農楽」(国立能楽堂)、さんしょう大夫(カザフスタン)、ユーラシアンオペラプロジェクト音楽詩劇研究所(トルコ、ウクライナ)など、国内外で演奏活動を行う。

巻上公一(ヴォイス)

 

1978年結成のヒカシューのリーダーとして作詞作曲はもちろん、声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを精力的に行っている。トゥバ共和国の喉歌ホーメイは日本の第一人者として知られ、サウンドポエットによる演劇「チャクルパ」シリーズやJAZZ ART せんがわ、熱海未来音楽祭など多彩なプロデュースをしている。音楽アルバムはソロ、ヒカシュー含め多数。
新作CDはマキガミサンタチ『ガブリとゾロリ』2020年7月発売。
詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞。

川口隆夫(ダンス)

 

学生の頃より演劇やダンス、パフォーマンスに触れ、またパントマイムをベースにした動きのテクニック「ミーム」を学ぶ。1年間のスペイン留学ののち、1990年よりダンスを始める。吉福敦子らとともにATA Danceを主宰しコンポラリーダンス作品を発表。1996年からは京都を拠点にしたアーティスト集団「ダムタイプ」に参加。『OR』、『メモランダム』『ヴォヤージュ』に出演した。2000年以降はソロを中心に、演劇・ダンス・映像・美術をまたぎ、舞台パフォーマンスの幅広い可能性を探求、他ジャンルのアーティストたち(伊東篤弘、山川冬樹、真鍋大度、藤本隆行、ほか)とのコラボレーションも多い。08年より「自分について語る」をテーマに『a perfect life』をシリーズ展開。その Vol. 06「沖縄から東京へ」で第5回恵比寿映像祭(東京都写真美術館、2013)に参加した。近年は舞踏に関するパフォーマンス作品『ザ・シック・ダンサー』(2012)、『大野一雄について』(初演 「ダンスがみたい!」dー倉庫、2013)を発表。後者は16年秋の公演でニューヨーク・ベッシー賞にノミネートされ、2018年秋にはパリ市立劇場(フェスティバル・ド・オートンヌ)にて上演。これまでに35都市、通算70回を巡演し、現在も世界各地をツアーしている。最新作は1960年代アメリカの公衆トイレでの男性間の性行為に関する社会学研究のアーカイブ資料を元にしたパフォーマンス『TOUCH OF THE OTHER – 他者の手』(2015 ロサンゼルス、2016 東京)。

中山晃子(アライヴペインティング)

 

画家。液体から固体までさまざまな材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行う。科学的、物理的な法則に基づくあらゆる現象や、現れる色彩を、生物や関係性のメタファーとして作品の中に生き生きと描く。ソロでは音を「透明な絵の具」として扱い、絵を描くことによって空間や感情に触れる。近年では TEDxHaneda、DLECTRICITY ART FESTIVAL 2017 (US Detroit) 、New Ars Electronica opening performance 2019(オーストリア リンツ)、Biennale Nemo 2018 (フランス パリ)、MUTEK モントリオール等 にも出演。 http://akiko.co.jp

Photo by Haruka Akagi
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