SUGINAMI ART DOUGHNUT

持続可能な街づくりを目標とするアートプロジェクト 『SUGINAMI ART DOUGHNUT』の第一弾イベントを阿佐ヶ谷で開催!
ダイバーシティーを推進する街の各所で開催されるパフォーマンスや、読まなくなった本を持参すると会場にある本と交換できるCycle Booksなど、 「循環を生み出すチカラ」をテーマにした多彩なプログラムを楽しんで!

※ドーナッツに込められた意味とは…
経済学者ケイト・ラワース氏が提唱した「成長」の概念から脱却するための新しいモデル「ドーナッツエコノミー」。
限りある地球資源の中で、全ての人が幸福に暮らせる持続可能な世界を築き上げることを目標とする方法論。


開催日:2022年10月1日(土)

全プログラム参加費無料(要申し込み)

10:00〜11:30

循環を生み出すカラダのワークショップ

免疫力アップの呼吸エクササイズ、コミュニティダンスを応用したゲームなどにトライしながら
講師がゴミ拾い活動で集めた素材を使って、カラダの表現を楽しみます!

講師:戸松美貴博
企画協力:合同会社かるちべ
25年以上、自由アート創作や呼吸ワーク、コミュニティダンス等のプログラム講師として精神医療や福祉に関わる。
ジャズピアニスト山下洋輔氏とのデュオセッションを12年以上続けている。 

会場:高架下空き倉庫
東京都杉並区阿佐谷南2-36

13:30〜15:30

街をツアーしながら鑑賞するダイバーシティーパフォーマンス

阿佐ヶ谷の各所を歩き回りながら、ダンサーとミュージシャンによるライブパフォーマンスを鑑賞いただけます。
障がいの有無を越えた、ここでしか見られないコラボレーションをご覧ください!

受付会場:和風スタジオ華神楽
杉並区阿佐谷北1-34-3 
JR阿佐ヶ谷駅より徒歩6分
※google map等で屋号を入力しても表示されません。
検索される場合は上記所在地を入力してください。

【和風スタジオ華神楽に特設カフェをOPEN!】
ダイバーシティパフォーマンスの参加申し込みは既に締め切っておりますが、当日12時よりOPENする和風スタジオ華神楽の特設カフェでご飲食される方は、パフォーマンスの一部をご鑑賞いただけます。

出演者:
雫境(舞踏)&亞弥(舞踏) × Eri Liao(歌手)
細川麻実子(ダンス)&小林寛司(ダンス) × 大野慎矢(ガイダ、アコーディオン)
政岡由衣子(ダンス)&横内真人(ダンス) × 吉田隆一(バリトンサックス、フルート)
長谷川暢(ダンス)&泉葉子(車椅子ダンス) × 星衛(チェロ、篠笛)

雫境(舞踏)
聾(ろう)の舞踏家。2000年にユニットグループ「雫」を旗揚げ、国内外で公演とワークショップを行っている。2013年アニエス・トゥルブレ監督の映画『わたしの名前は…』に出演。2016年牧原依里と共同監督として映画「LISTEN リッスン」を製作。他に元藤燁子や小野寺修二の演出作品にも出演。2019年舞踏をベースにした身体表現を模索するためにユニットグループ「濃淡(NOUTAN)」を結成。

亞弥 (舞踏)
空と地面に繋がる快感から舞踏へ。瞬間との関わりから生成される身体、踊りには、極私的な記憶と世界の未知なる過去と未来とが同時に憑依する。音楽家とのコラボレーション、国内外の舞台、映像作品への客演、出演も多数。ユーラシア各地の歌手やダンサーと共同作業しながら創作する「音楽詩劇研究所」に参加。身体メソッド・表現、即興演奏、伝統芸能などのゲストを招いておこなう「神田楽道庵研究室」を10年企画運営。

Eri Liao(歌手)
台湾・台北市出身。幼少時から自身のルーツである台湾原住民族タイヤル族の音楽や踊りに親しむ。東京大学大学院在学中、ジャズに関心を持ちニューヨークへ。現地ミュージシャンとセッションを重ねる中、Billy Harper (ts) ボーカルプロジェクトメンバーに抜擢され、シンガーとして活動開始。ジャズから台湾原住民音楽、民謡など、古今東西、言語やジャンルを超えて心揺さぶる “うた” の世界を歌い続けている。

細川麻実子(ダンス)
舞台や街のあちこちでダンスが生まれる瞬間に身体を巡らせる。幼少より加藤みや子に師事。ベルギーでのダンス留学を経て、創作や公演の企画・制作を始動。ジャンルを越えたアーティストとの共同クリエイションや、振付指導、ワークショップ講師、高齢身体機能訓練士、モデルなど、活動は多岐にわたる。2014年、高齢者との共同制作「ひみつ文庫(vol.1・2)」、「ここかしこ ~じぃじばぁばの動きが旅をする~」を発表。SJDAダンスコンテスト第一位グランプリ・振付作品県知事賞受賞、IDO world championship 出場(独)。ほか振付作品入賞多数。写真:松本和幸

小林寛司(ダンス)
幼い頃高所から落ち脳挫傷による半身不随になるが、持ち前のポジティブとチャレンジ精神により、少林寺拳法を始める。その時に身体の使い方や工夫で身体を動かす楽しさを覚え、それをダンス等に活かしている。

大野慎矢(ガイダ、アコーディオン)
ガイダ(ブルガリア・ギリシャのバグパイプ)、トゥルム(トルコ黒海沿岸地方のバグパイプ)、アコーディオン、ピアノの演奏と歌。2005年にブルガリアを訪れて以来、随時現地の演奏家や楽器職人と交流しながら、日本で研鑽を積んでいる。伝統的なブルガリアの民俗音楽から、周辺のバルカン半島~コーカサスの民俗音楽を独自の解釈で演奏、かつそれらをモチーフにした楽曲を創作している。またライフワークとして、稀代の抒情詩人・山村暮鳥(やまむらぼちょう 1884~1924)の詩、童謡詩に曲を載せて弾き語る「山村暮鳥のうた」の活動も行っている。写真:Jiro Ito

政岡由衣子(ダンス)
8歳からクラシックバレエを山本小糸、合田祐子に師事。2005〜09年 Codartsに留学し、ディプロマを取得。14年よりBATIKに参加。これまでに黒田育世、長塚圭史、白神ももこ、向雲太郎、佐多達枝、笠井叡の作品に出演。

横内真人(ダンス)
生活保護受給者。2009年、路上生活経験者により構成される、ダンスグループ、「新人H ソケリッサ!」に参加。(2020年、脱退)平山秀幸監督、映画「閉鎖病棟 それぞれの朝」(2019年)、三浦渉監督、映画「ダンシングホームレス」(2020年) に、出演。写真:阪中隆文

吉田隆一(バリトンサックス、フルート)
バリトンサックス奏者。SF+フリージャズトリオ『blacksheep』を中心に、ジャンルを横断する音楽活動を行なっている。”SF音楽家” を名乗り、SFに関するコラム/解説の執筆を手掛ける他、SFと音楽のコラボ企画も主催する。一般社団法人 日本SF作家クラブ会員。

長谷川暢(ダンス)
2009年和太鼓奏者として活動開始。12年よりCo.山田うんにダンサーとして所属。Hokuriku Dance Festival即興パフォーマンス演出や、テーマソング制作など活動は多岐に渡る。日本人の身体と共存する舞踊として地域芸能をリサーチ。太鼓等の楽器演奏とダンス、双方の身体技法を融合させた表現と在り方を模索中。18年「なるほど」で北海道ダンスプロジェクト「新たなる挑戦」NEXT ONE賞受賞。19年和太鼓+ダンスユニット<まだこばやし>設立。

泉葉子(車椅子ダンス)
子供の頃ポリオになり両足が不自由となる。車いすを使用するようになり30年位。ダンスに出逢う前は、車いすバスケットボール、車いすテニス、チェアスキーなど主にスポーツを中心活動。「インテグレートダンスカンパニー響」の立上げに関わり、障害者と、健常者が共に踊るダンスを始める。これまでに、アダムベンジャミン、鈴木拓郎、岩渕多喜子、平原慎太郎、横山綾乃などの振付作品に出演。2020東京オリンピック開会式にダンサーとして出演。

星衛(チェロ、篠笛)
幼少期をアフリカ大陸(ローデシア現ジンバブウェ)にて裸足で過ごす。チェロ、エレクトリックチェロで活動の一方、東京都無形文化財神田囃子を継承、篠笛を吹き獅子を舞う。舞いと音楽の至福を希求、ケルト、アラブ、トルコなどの民族音楽に傾倒、山下洋輔との出会いによって即興演奏に開眼。白崎映美&東北6県ろ〜るショー!!など参加ユニット多数。著者に「聴覚刺激小説案内」(筆名奥澤竹彦、音楽の友社)、アンソロジストとして「もの食う話」(文春文庫)など。

16:00〜17:30

トークイベント 「都市と地方の循環」

環境との共存に取り組みながら独自の価値を見出す活動をされている地域や企業から
ゲストを招き「都市と地方の循環」について語っていただきます。
持続可能な地域づくりの方法についてアイデアを交わします。

トークゲスト:
伊東勝(SHIBAURA HOUSE 代表取締役)
盆子原武尊(元小菅村地域おこし協力隊)
森川久美子(小菅村通いびと)
長船泰志(わぐわぐWorks)
都築崇広(わぐわぐWorks)
山ノ内凜太郎(わぐわぐWorks)

伊東 勝
1974年、千葉県生まれ。京都造形芸術大学大学院修了。現在、東京・港区にあるSHIBAURA HOUSEの代表取締役を務める。2011年、父親から引き継いだ製版会社の社屋を建て替え、SHIBAURA HOUSEとしてリニューアル。建築家の妹島和世さんによってデザインされた社屋の一部を開放し、地域に暮らす人達のコミュニティスペースとして運営している。近年は社会課題とクリエイティブを結びつけたプロジェクトにも力を入れている。

盆子原武尊(ぼんこはらたける)
1995年生まれ、東京都出身。帝京科学大学理工学研究科卒。大学院修士課程を卒業後、小菅村の地域おこし協力隊として小菅村に移住。任期の3年間はNPO法人多摩源流こすげに所属し、新源流大学の立ち上げ等に携わる。 協力隊卒業後の現在は村内にある観光施設のスタッフや、古民家ホテル「NIPPONIA小菅」の自社農園管理、案内等を行う。

森川久美子
1987年生まれ。埼玉県入間市育ち。法政大学大学院デザイン工学部建築学修了。建築設計事務所勤務 。小菅村通いびと13年目。建築設計事務所で働く傍ら、小菅村での古民家調査をきっかけに、地域づくり、建築生態学、建築教育などをテーマにした活動、研究やイベントを継続的に行っている。杉並区には祖父母の家があり自身も10年前に杉並区へ。

わぐわぐWorks
地方と都市を仕事でつなぐをテーマに2015年に結成。メンバーが地方で”わぐわぐ”することを出発点に、農業・コミュニティづくりからアート・デザインまで幅広く活動しています。近年は「わぐわぐ寺子屋プロジェクト」「週末小千谷人」を中心に、小中学生も巻き込んだ展開をしています。

会場:高架下空き倉庫
東京都杉並区阿佐谷南2-36

10:00〜17:30

古本が交換できる街の本棚
Cycle Books

不要になった本を持参いただくと、会場にある本と交換できます! 
※会期中常時OPENご自由にお立ち寄りください!
書籍提供: コクテイル書房

会場:高架下空き倉庫
東京都杉並区阿佐谷南2-36

就労継続支援施設による
エコバック販売!

廃棄処分の壁紙クロスを素材に、就労継続支援施設で製作しているエコバッグを販売します!
※会期中常時OPENご自由にお立ち寄りください!
販売:就労継続B型 IKIIKIカンパニー

会場:高架下空き倉庫
東京都杉並区阿佐谷南2-36


ーご注意ー
●荒天時は中止または延期する場合があります。
●今後の感染状況等により、予期せずイベントが中止または延期になる場合や、
プログラムの変更を行う場合があります。
●新型コロナウィルス感染防止対策について
感染防止のため、参加時はマスク着用、アルコール消毒をお願いします。
1週間以内に37.5℃以上の発熱がみられた方、2週間以内に新型コロナウィルスに感染
もしくはその疑いがある方との接触歴がある方は参加をお控えください。
●スペシャルニーズの必要な方は、事前にお知らせいただければ可能な限りサポートをご用意します。
お問い合わせ:info@landfes.com


主催:NPO法人LAND FES
プロデュース:松岡大
共催:ネイバーズグッド株式会社
協賛:Rethink PROJECT
後援:杉並区、小菅村
協力:株式会社ジェイアール東日本都市開発 阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクト、就労継続B型 IKIIKIカンパニー

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