熱海未来音楽祭2020
MUSIC FOR THE FUTURE
熱海未来音楽祭にて、LAND FES を開催!
熱海の街を舞台に、ダンサーとミュージシャンによる移動型のライブセッションが展開します。LAND FESはこれまでに吉祥寺、西小山、高円寺、中延、芝浦、深川、沼津、つくば、松戸にて、2014年〜18年には、調布市せんがわ劇場主催「JAZZ ART せんがわ」の同時開催イベントとして仙川の街を舞台に上演。今回のフェスティバルでは、温泉街熱海に、世界で活躍する即興を中心とした音楽家やダンサーが集結。ジャンルに当てはまらない未来の音楽や表現をテーマにした、世界と繋がる音楽祭からLAND FESをお届けします。
熱海未来音楽祭2020 プレイベント
日時:2020年10月2日(金)18:30 開演 ※有観客公演
会場:起雲閣
静岡県熱海市昭和町4-2
料金:3,500円
ご予約:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ctpe1179h6f.html
出演:
町田康(朗読)
巻上公一(朗読、テルミン)
内橋和久(ダクソフォン、ギター)
一樂誉志幸(ドラム、エレクトロニクス)
松岡大(パフォーマンス)
詳細:http://makigami.com/atamimirai.html
熱海未来音楽祭2020 プレイベント
LAND FES vol.15 熱海 DAY1
日時:10月24日(土) 21:00配信
出演:
鈴木ユキオ(ダンス)×巻上公一(ボイス、テルミン)
町田康(朗読)×新人Hソケリッサ!(ダンス)
川村美紀子(ダンス)×内橋和久(ダクソフォン、ギター)×一樂誉志幸(ドラム、エレクトロニクス)
料金:一般 2500円 LAND FES PLUS会員 1500円
LAND FES vol.15 熱海 DAY2
日時:10月25日(日) 21:00配信
出演:
伊藤千枝子(ダンス)×佐藤正治(パーカッション)
石川高(笙)×松岡大(ダンス)
岩渕貞太(ダンス)×今西紅雪(箏)
料金:一般 2500円 LAND FES PLUS会員 1500円
お問い合わせ:makigamioffice@gmail.com
主催:MAKIGAMI OFFICE
共催:NPO法人LAND FES
ディレクション:松岡大、安藤誠
映像:磯村拓也(iromono lab)、木村雅章
制作:宮坂遼太郎
協力:熱海市民の皆さん
出演者プロフィール(あいうえお順):
石川高(笙)
1990年より笙の演奏活動をはじめ、国内、世界中の音楽祭に出演。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属し、雅楽古典曲や現代作品を数多く演奏してきた。笙の独奏者としても、様々な音楽家、作曲家と共に活動し、即興演奏も行う。催馬楽など雅楽の歌唱でも高い評価を受けている。和光大学、学習院大学、沖縄県立芸術大学、九州大学にて講義を行い、朝日カルチャーセンター新宿にて「古代歌謡」講座を担当している。http://radiant-osc.com/
一樂誉志幸(ドラマー/がらくた打楽器奏者)
ドラムセットに自転車のギア、たこ焼き器などのがらくた類をドラムの上に乗せて独特の音色を奏でるドラミング他、サンプリングシステムを用いてエレクトロニカ・サウンドも演奏。ソロ、坂口光央とのユニット Guru host(グルホスト)、Dustin WongとのDuo hari-none、星ト獣、セッションなどで活動。昨年は、熱海で行われたファッションショー 『ATAMI COLLECTION 2019』に巻上公一 音楽監督で生演奏に参加。過去には、伴瀬朝彦、Alfred Beach Sandal、柴田聡子、オニ(あふりらんぽ)などのアーティストのサポート、 説明 それ以外に吉祥寺バウスシアター閉館イベント 大友良英プロデュースのコア・アノードへの参加、幕張メッセで行われた「FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013」BOREDOMS presents 7×13 BOA DRUMへの参加、2016年にgoat(jp)のサポートドラムでヨーロッパツアーに参加するなど多岐にわたる。また映画、舞台などでは、 坂本弘道が音楽を担当した黒坂圭太 監督の 『緑子/MIDORI-KO』の映画音楽や、 坂口安吾の短編『風博士』作:北村想、 演出:寺十吾の劇伴録音への参加、田中馨が音楽を担当した三島由紀夫の小説『命売ります』脚本・演出: ノゾエ征爾の音楽録音に参加している。
伊藤千枝子(ダンサー・振付家・元珍しいキノコ舞踊団主宰)
1989年珍しいキノコ舞踊団を結成し、2019年解散まですべての作品の振付、演出を行う。解散後の現在は、活動を伊藤千枝から本名の伊藤千枝子と改め、多方面への振付や自身の出演など精力的に個人活動中。
今西 紅雪(箏・唄・作曲)
伝統の上に立ちつつも、独自奏法による豊かで静謐な箏の響きを追求。古典、現代音楽、即興、電子音楽、Jazzといった枠にはまることのない独自の世界観を描くように奏でる。自身の企画『SOUND QUEST』では現代ならではの出会いにより箏の様々な魅力を引き出す試みを続けており、国内外のあらゆる楽器、ダンサー、 美術家、映画、老舗企業とのコラボレーションも多数。https://soundquest.exblog.jp
岩渕貞太(振付家・ダンサー)
舞踏や武術、生物学・脳科学等のリサーチから、身体表現メソッド「網状身体」を開発、それを根幹に作品を創造。2007-2015年、故・室伏鴻の舞踏公演に出演。
舞踏が世界を先導する財産であると確信し、再解釈を重ねながらダンスの革新を目指す。カラダの内臓はココロの根源であり、鼓動、呼吸、音声はその表れ、それこそダンスと考えている。
内橋和久(音楽家)
ロック、ジャズ、現代音楽、ポップミュージック、あらゆる音楽シーンを無尽に横断、即興演奏とコンポジションの融合を図るギタリスト、作・編曲家、プロデューサー、世界屈指のダクソフォン演奏家。結成31年目になるインプロヴィゼーショントリオ「アルタードステイツ」主宰。舞台芸術では1980年代から「維新派」の音楽監督を務めるほか、東野祥子、鈴木ユキオなどのコンテンポラリーダンサーや宮本亜門(『三文オペラ』『サロメ』)や河原雅彦(『時計仕掛けのオレンジ』)、Lukas Hemleb(『Z』)岡田利規(ミュンヘン四部作『No Theater』『No Sex』『Vacumme Cleaner』『opening ceremony』)らとの共同作業で知られる。ミュージシャン共演歴も、世界各国の即興演奏家はもとより、高橋悠治などの現代音楽家からUA, 細野春臣,七尾旅人、青葉市子、くるり、Salyuなどのポップミュージシャンまで幅広い。近年はアジアのシーンを積極的に探求し、特にインドネシアのSENYAWAと結成したグループMAHANYAWAでは最強のコラボレーションを見せる。現在はヨーロッパと日本の往復のみならず、アジア諸国での演奏活動や各地の若者や子供を対象としたワークショップなど、活動は多岐にわたる。2002年から大阪で実験的ライブスペースBRIDGEを運営していたことでも知られている。フェスティバルビヨンドイノセンス主宰。ベルリン在住。
川村美紀子(振付家・ダンサー)
1990年生まれ。“どこからかの惑星から落下してきたようなダンス界のアンファン・テリブル”(Dance New Air 2014/石井達朗氏)とも評されるその活動は、劇場にとどまらず屋外やライブイベントでのパフォーマンス、映像・音楽制作、レース編みなど多彩に展開。2019年より南房総へ移住。
佐藤正治(作曲家、打楽器奏者)
静岡県三島市出身。 打楽器、声を駆使し「地球の音」を追いかけるアーティスト。久石譲、加藤登紀子 他、 国境を越え様々なアーティストとの共演、 作品に参加。ドラミングは勿論、 打楽器と声を自在に操るエネルギッシュな 表現は、 世界各国で非常に高い評価を得ている。又、シドニーオリンピック新体操日本代表の演技曲、 NHKスペシャル「大アマゾン最後の秘境」の音楽を担当。 新たな表現を追求すべく、日々意欲的な活動を続けている。http://ok-massa.net
新人Hソケリッサ!(ダンスグループ)
振付家アオキ裕キが「生きることに日々向き合う身体」を求め路上生活経験を持つ参加者を集めた活動。2005 年よりメンバーを募り、第一回公演「新人H ソケリッサ!」を2007 年に行う。近年では2017年〜2018年に亘り、東京近郊の屋外全13カ所に渡るパフォーマンス「日々荒野」ツアーを開催。ブラジル、リオ五輪プログラム、セレブラ「With one voice」等参加。コニカミノルタソーシャルデザインアワード2016、グランプリ受賞。 活動を追ったドキュメンタリー映画「ダンシング・ホームレス」全国上映中。ソケリッサ!ホームページ https://sokerissa.net
鈴木ユキオ(「YUKIO SUZUKI projects」振付家・ダンサー)
世界40都市を超える地域で活動を展開し、既成の表現スタイルにとらわれず「ダンスとは何か」「現代の表現とは何か」を常に模索。しなやかで繊細に、かつ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。バレエダンサーへの振付や「スピッツ」や「エゴラッピン」等のMV・「ミナペルホネン」「alfredoBANNISTER」のカタログモデル出演、音楽家との共同制作など、活動は多岐に渡る。トヨタコレオグラフィーアワードでは、‘05年にオーディエンス賞、‘08年に次代を担う振付家賞(グランプリ)を受賞。’12年フランス・パリ市立劇場「Danse Elargie」では10組のファイナリストに選ばれた。http://www.suzu3.com/
巻上公一
1956年熱海市生まれ。高校生の時に劇団「東京キッドブラザーズ」の一員としてN.Y、ロンドン公演を行う。ロンドンで劇団「ルミエール&サン」に参加、即興と出会う。帰国後自身の劇団「ユリシーズ」の作品から生まれたバンド「ヒカシュー」で1979年レコードデビュー、現在でもアルバムを多数制作するなど活発に活動している。超歌唱家、プロデューサー、作詞、作曲家であり、ヴォイスパフォーマーとして国際的に高い評価を得ている他、シアターピースも継続して生み出し、自身が出演・演出している。また異なる2つの音声を同時に発するトゥバ共和国の伝統的な歌唱法ホーメイの研究者・歌手としても知られている。わからないことや表し難いことを千変万化の声やからだの音に託し、歌唱の可能性の拡張をめざす「超歌唱法」の実践・普及活動として、即興演奏のワークショップ「探求と熟考」、ヴォイス・パフォーマンスのワークショップ、ホーメイの紹介、「JAZZ ART せんがわ」のプロデュースなどに取り組んでいる。http://www.makigami.com/
町田康(作家)
1962年大阪府生まれ。1997年『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、’01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、’02年『権現の踊り子』で川端康成文学賞、’05年『告白』で谷崎潤一郎賞、’08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。近著『ギケイキ』『ホサナ』『湖畔の愛』『猫のエルは』ほか著書多数。音楽活動も積極的に行っている。
松岡大(舞踏家/LAND FES ディレクター)
2005年より山海塾舞踏手。「金柑少年」「とばり」「卵熱」「ARC」などの主要作品に出演中。様々な街を舞台にダンス×ミュージックのイベントを企画するLAND FESを主宰。18年より小田原市主催「スクランブル・ダンスプロジェクト」の講師を務める。NPO法人ダンスアーカイヴ構想のメンバーとしても、舞踏のリサーチやアーカイヴ構築に取り組む。
http://daimatsuoka.com