LAND FES vol.12 PARADISE AIR

千葉県松戸市のアーティスト・イン・レジデンス PARADISE AIRにて、LAND FES 無観客上演をほぼ生映像配信!

PARADISE AIRは、かつてホテルだったビルを活用して滞在制作場所を提供している、世界中のアーティストがやってくる場所。江戸時代・松戸宿の歴史伝統になぞらえた「一宿一芸」をコンセプトに、アーティストの制作活動を支援する取り組みを地域とともに行なっています。今回LAND FESも、PARADISE AIRに“一日限りの”ショートステイをさせて頂き、様々な部屋を舞台に、ダンサーとミュージシャンによる移動型ライブを映像配信でお届けします!

日時:2020年7月25日 17:00 生配信(*収録映像含む)

出演(順不同):

笠井瑞丈(ダンス) × 大谷能生(サックス)
山田あずさ(ビブラフォン)× レオナ(タップダンス)
奥野美和(ダンス) × 浅野達彦(ギター)
 

料金:2500円

チケット購入:
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0156dq113b0qd.html

☆オンタイムで視聴できない方でも、その後1週間視聴頂けます。

☆チケットを購入して頂いた方に視聴方法をお知らせします。

☆LAND FES PLUS 会員(+1000円/月)は無料でご視聴頂けます。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/255643

出演者プロフィール:

笠井瑞丈

1975年生まれ。笠井叡に舞踏を、山崎広太にダンスを師事。1998年、ソロ作品「春の雪」を発表。平成20年度文化庁新進芸術家海外留学研修員として、ニューヨークで1年間研修を積む。2010年横浜ソロ×デュオ・コンペティション・プラス審査員特別賞受賞。2016年テロ・サーリネンカンパニーの作品に参加。2017年笠井叡振付「花粉革命」を踊る。

Photo by Masabumi Kimura

大谷能生

音楽/批評。saxその他。多くのバンドやセッション、舞台芸術の作品に参加。最新の音楽作品は「Cupid&Battile,Dirty Microphone」(Jazz Dommunisters名義)、「Jazz Alternative」(ソロ)など。著書に「貧しい音楽」(月曜社)「憂鬱と官能を教えた学校」(河出書房新社・菊地成孔との共著)「平岡正明論」(P-VINE)「ジャニ研!」(共著・原書房)など。山縣太一主催のカンパニー、オフィスマウンテンでは俳優も務める。

山田あずさ

鍵盤打楽器奏者。北海道富良野出身。桐朋学園大学音楽学部カレッジデュプロマコースにてマリンバを専攻、世界的なマリンバ奏者である安倍圭子、浜まゆみの両氏に師事。在学時の2011年にコンセール・ヴィヴィアン新人オーディション合格。演奏活動の他、子ども向けワークショップ、アーティストサポート、レコーディングなど様々なフィールドを経る。 現在、WUJA BIN BIN、渋さ知らズオーケストラなどで活動。自身のバンドnouon(ノウオン)で作曲を手掛け、2015年よりスタジオレコーディング作品『KUU』『Flow』、そして2枚のライヴ盤をリリース。2016年からオノセイゲン氏の録音により『Azusa Yamada and Pearl Alexander at Sakaiki 2015』『Shinkai 2016』『皐月 2017』など3作品を連続リリース。海外大型フェスティバルの出演や楽曲制作・録音。近年では、ダモ鈴木(CAN)、 舞踏家蝉丸(山海塾)との共演。また、星野源やタクシー・サウダージ、高木正勝、キセルなどボーカリストのステージサポートなど活動の幅は多岐に渡る。これまでに、世界最高峰の音楽フェスティバル グラストンベリー・フェスティバル (イギリス)、SAN SEBASTIAN JAZZALDIA (スペイン)、FNN SINES (ポルトガル)など伝統ある海外フェスティバルに出演、国内ではフジロック、六本木アートナイト、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパンなどに出演。

レオナ

平成元年、東京下町うまれ。幼少の頃よりタップをはじめ、16才の春に渡辺かずみ氏に出会い、タップの虜になる。高校卒業とともに、NYへ修行に出る。CHICAGO、LA、東京にて行われた”Cutting Contest”で、出場した全戦で優勝。現在、ジャズやインプロヴィゼーション界隈のミュージシャンとのライブを中心に活動。
リーダーバンド「濤踏(toutou)[w/板橋文夫(pf)/瀬尾高志(cb)]」「林栄一(as)、瀬尾高志(cb)とのトリオ」「類家心平(tp)清水くるみpf)とのトリオ」などを展開中。自分の頭に鳴る音をタップで実体化する為に、タップシューズと木板の他、鉄板トタン鍋蓋ステンレスボウル等を持ち歩き、そこにあるものを駆使する。
街を歩きながらミュージシャンとダンサーによるライブを鑑賞するウォーキング形式のパフォーマンスイベント「LAND FES」への出演や、キャバレー・ショービズ系イベントへの出演など、聴覚と視覚の垣根を壊しながら幅広く活動中。
2014年、ONWARD”組曲”2014SSコンセプトムービー『組曲が、咲く』出演。(高木正勝×レオナ)
2017年、アメリカ最古のサマーダンスフェスティバル Jacob’s Pillow Danceにて、Michelle Dorranceがキュレートするショー「TIRELESS」に、レオナ(tap)瀬尾高志(cb)のDUOで出演。タップの新たな表現に、大きな反響を得た。

Photo by Masabumi Kimura

奥野美和

3歳よりモダンバレエを始める。2007年より北村明子率いるLeni-Bassoに参加し国内外で活動後、2009年よりソロ活動を開始。
横浜ダンスコレクションEX2013にて「若手振付家のための在日フランス大使館賞」と「MASDANZA賞」をダブル受賞。
スペインでのインターナショナル・コンテンポラリーダンス・コンペティションMASDANZA18ではソロ部門の1位にあたる「審査員賞」を受賞。
音楽家の藤代洋平と共に「N///K ナチュラル・キラー」を2014年に設立。2017〜2019年、studio ARCHITANZが運営するA.S.P(アーティスト・サポート・プログラム)の採択アーティストとしてカンパニー(N///K)活動を実施。
2017年、カナダ人演出家のマリーブラッサールによる「この熱き私の激情」に出演するなど、演劇作品への出演も行う。

浅野達彦

1996年、MOODMAN主催の「M.O.O.D/donut」からシングル『bonjour』をリリース。2000年任天堂テレビゲーム「巨人のドシン1」のサウンドトラックドシンの跡を追って』発表。2001年にアレック・エンパイア主催のGeistから初のフルアルバム『Genny Haniver』をリリース。2004年には“クサマヤヨイの前衛ファッションショー!”の音楽を担当。2005年、デヴィッド・シルヴィアンの『Blemish Remixes』に参加。2008年2ndアルバム『Spacewatch』をAKICHI RECORDSよりリリース。

Photo by Masabumi Kimura

会場:

PARADISE AIR

http://paradiseair.info/
パラダイスエアは、東京都心からほど近い、千葉県松戸市に位置するアーティスト・イン・レジデンスです。パチンコホール楽園(運営:株式会社浜友商事)の協力により、かつてホテルだったビルを活用して運営されています。楽園を意味する‘PARADISE’、アーティスト・イン・レジデンス(Artist In Residence)の略称‘AIR’からPARADISE AIRと名付け、2013年にその活動を開始しました。
アーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストに一定期間、滞在場所と制作場所を提供し、移動と制作活動を支援する取り組みのこと。江戸時代、水戸街道の宿場町として栄えた松戸駅前は、江戸と水戸をつなぐ拠点として多くの旅人が行き交いました。地元住民の邸宅には過去に訪れた文人画人が宿泊料代わりに残した作品が今も残ると言われます。
かつての松戸宿の歴史伝統になぞらえた「一宿一芸」をコンセプトとするパラダイスエアもまた、国内外のアーティスト達が行き交う文化・芸術のトランジットポイントとして新たな歴史を積み重ねています。 

主催:LAND FES
ディレクション:松岡大、安藤誠
映像:磯村拓也、木村雅章
制作:宮坂遼太郎
協力:PARADISE AIR

お問い合わせ:
info@landfes.com